ナイフ







ひとつ、ふたつと失敗をするたび


ナイフが心に刺さっていった



―消えちゃえば、楽になるのかな?―



ふ、と残酷なことを考えた


でも、恐ろしくてそれすらもできない自分



大切なモノを守る戦士のように立ち向かうことも、逃げることもできず。


ただ、ふらふらとそこにいるだけ。











Date: 2008/05/30 (金) No.35